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>>では最後に、これまでの人生経験も踏まえて、山本さんが学生たちへ伝えていきたいことは何ですか。
世の中や社会には解答が無い、正解が無いということでしょうね。だから、自らの手でいかに多くの選択肢を見つけ出し、その選択肢をどのように精査し選択するべきか、その方法を学ぶことが大切なんです。それから、世の中はちょっとしたことで大きく変わってしまうということ。何しろ僕がアナウンサーとしてNHKに入ったのも、ジャンケンで負けたことがきっかけなんですから(笑)。もともと僕は放送記者を志望していましたが、ジャンケンに負けたことで就職申込書を入手できなかったんです。あの時チョキを出していなければ、この仕事に就いていないし、いまのカミさんとの結婚もない。人生のすべてが違っていたでしょうね。ですから、少なくとも自分で選択できるものに関しては、後から後悔をしないように普段からするべき準備をして、覚悟をもって選ぶことが大切だと思います。
もうひとつには、世の中はバーチャルではないということです。いまは、パソコンの画面を覗けば電気的な情報は簡単に手に入りますが、現場で実際に見たり聞いたり触ったりと、五感を働かせないと得られない情報もたくさんあることを知っておいて欲しいんです。そのことを身をもって体感してもらうためにも、将来は教室を飛び出して、学生たちをスポーツのリアルな現場にどんどん連れて行きたいと思っています。
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