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ジロフレックスチェアは独自のデザインによりさまざまなシーンを演出し、幅広い場面での選択肢を実現します。

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      南アフリカにとって、日本にとって、大きな希望を乗せた2010年W杯。
   

>>2010年はアフリカ大陸初となるサッカーW杯が南アフリカで開催されます。日本代表の岡田武史監督を取材するために、山本さんもすでに現地を訪れたそうですが、どのような印象を受けましたか?

実際に足を運んで、人びとの期待感をひしひしと感じました。W杯の開催によって自分たちの人生が大きく変わると心から信じ、喜んでいるのです。新たな雇用が生まれ、新しい施設やインフラは将来自分たちの財産にもなるわけですから、大人はもちろん子供たちの表情も明るかったですね。まだ建設中ではありましたがスタジアムのレベルも十分高いですし、治安の心配は多少あるものの、ぜひとも成功させてあげたいです。FIFA(国際サッカー連盟)のブラッター会長は「サッカーを通じて人種差別を無くそう」と言っていますが、この大会がうまくいけば現実に近づく可能性も見えてきますからね。

 
   

>>日本代表にかける期待についてはいかがでしょう。

選手全員が8割程度の力を出せば相当高いところへ行くはずです。まあ、それがなかなか難しいのですが。何らかの理由でモチベーションが下がった選手がいれば必ず周囲も影響を受けますからね。岡田監督は世界のベスト4という難しいテーマを掲げていますが、僕は実現可能な夢だと思っています。たとえば、子供に将来の夢を挙げなさいといったときに、現実的な夢は何かというと、月へ行くのは無理だとしても、飛行機のパイロットなら可能性はある。この目標はそれに近いんじゃないかと思うんです。監督にとってはベスト4を達成することよりも、そのために自分たちはどう変わるべきか、どう努力すべきなのか、むしろそちらを重要視しているのではないでしょうか。いずれにしても、選手の起用や戦略も含め、岡田監督は全身全霊で自らが最善と思う答えを導き出すでしょう。

 
      スポーツの世界と、スポーツの周辺で生きてゆく人へ伝えたいこと。
   

>>2009年4月からは法政大学の教授に就任され、大学の先生としてもご活躍ですが、専攻分野はどのようなものですか。

ひとつめは、スポーツの現場で行われるコミュニケーションの方法やスポーツに与える影響を考えるコミュニケーション論。もうひとつが各種メディアとスポーツとの関わりを考えるスポーツメディア論です。それと、読み書きや論じることなど、基本的なコミュニケーションリテラシーを身に付けるための基礎ゼミも担当しています。この中で今年は、少し前に話題になった「入江陵介の水着問題※」をテーマに取り上げ、研究に取り組んでいます。例えば、この問題に関する記事やニュースを見て論評したり、意見を出し合ったり、あるいは図書資料室でこの問題にアクセスすると、どんな資料に行き当たるのかを調べたりといった内容です。スポーツの問題には選手側の立場もあれば、スポーツを支える人の立場、見る側の立場など視点もさまざまですから、こういう経験をしておくと、将来学生がどこに身を置くとしても、自分のスタンドポイントでものを見やすくなると思うんですね。

※2009年5月10日、入江陵介が競泳の日豪対抗において200m背泳ぎで世界記録より1秒以上速い1分52秒86のタイムをマーク。しかし、着用していた水着が国際水泳連盟の規定に認可されず世界新記録の公認はならなかった。日本水泳連盟は入江の記録を日本新記録として公認している。

 
   

>>近年、全国の大学で、スポーツビジネスやマネジメントなど、スポーツに関連したテーマを扱う学部が増えているようですが、どのような背景があるのでしょう。

これには、各種メディアにおいて、スポーツの占める割合が非常に増えていることがあるでしょうね。新聞の朝刊をとっても、かつてスポーツ面といえば1〜2面だったものが、いまは4面ほどにまで拡大しています。ついでにいうと、新聞業界の方の話では、注目度の高いスポーツ面の反対面には全面広告が効果的に打てるというメリットもあるそうです。スポーツの関心の高まりに連動して、最近はスポーツのプロ化も進んできていますし、実際にスポーツの周辺で働く人の数が増えている現実もあります。社会的にもそうした人材の需要が高まっているんですね。

 
   

>>では最後に、これまでの人生経験も踏まえて、山本さんが学生たちへ伝えていきたいことは何ですか。

世の中や社会には解答が無い、正解が無いということでしょうね。だから、自らの手でいかに多くの選択肢を見つけ出し、その選択肢をどのように精査し選択するべきか、その方法を学ぶことが大切なんです。それから、世の中はちょっとしたことで大きく変わってしまうということ。何しろ僕がアナウンサーとしてNHKに入ったのも、ジャンケンで負けたことがきっかけなんですから(笑)。もともと僕は放送記者を志望していましたが、ジャンケンに負けたことで就職申込書を入手できなかったんです。あの時チョキを出していなければ、この仕事に就いていないし、いまのカミさんとの結婚もない。人生のすべてが違っていたでしょうね。ですから、少なくとも自分で選択できるものに関しては、後から後悔をしないように普段からするべき準備をして、覚悟をもって選ぶことが大切だと思います。

もうひとつには、世の中はバーチャルではないということです。いまは、パソコンの画面を覗けば電気的な情報は簡単に手に入りますが、現場で実際に見たり聞いたり触ったりと、五感を働かせないと得られない情報もたくさんあることを知っておいて欲しいんです。そのことを身をもって体感してもらうためにも、将来は教室を飛び出して、学生たちをスポーツのリアルな現場にどんどん連れて行きたいと思っています。

 
     
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